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- 2019.10.03
- 富士正酒造の酒造り
2019年10月2日、今季酒米の搬入が始まりました。
最初は少し少なめですが、3種類のお米を搬入しました。
運送会社様、いつも手降ろしで丁寧にパレットに積んでくれ、
毎年頭が下がります。ありがとうございます。
今年はまず初めに普通酒を2本、その後 冬季限定の生原酒を仕込みます。
冬季限定の生原酒は、今年初商品。
どんな商品になるのか、今から楽しみです。
右側が 富山県産酒米「五百万石」
左側が 富山県産「加工用米」主に日本晴です。
通常「酒米(さかまい)」と呼んでいますが、
正式名称は「酒造好適米(しゅぞうこうてきまい)」お酒造りに好適なお米です。
一般米との違いは、日本酒醸造に適した、大粒で中心部分に「心白(しんぱく)」と呼ばれる
白い不透明な部分が見られ、稲穂の背丈がとても高いです。
その他、吸水率や脂肪の少なさ、外硬内軟に富むことが条件として上げられます。
外硬内軟は、あまり聞いたことがないですよね。
お米を蒸したときに、外側が固く、内側が軟らかく蒸し上がることが
良い条件となります。そうすると、麹菌が繁殖しやすくなります。
写真を見て分かる通り、右側の五百万石は粒が大きく、
中が白くなっているものが多くあります。
反対に、左側の日本晴は心白があまり見えず、米もスリムです。
食べて美味しいのは日本晴のほうですが、醸して美味しいのは五百万石。
また、心白が米の中心につきやすく、お米が削りやすいという特徴もあります。
私は「五百万石」というお米の由来・背景が好きなので、
ちょっと豆知識。
五百万石は、昭和32年(1957年)に、新潟県が米生産量を
五百万石突破した(約7億5千万kg!)ことを記念し命名されました。
今でも新潟県が一番の産地となっています。
戦時中は一時栽培中止にもなったお米ですが、こうして
残ってくれて、毎年受け継がれていることに感謝です。
今やお米の消費は年々減っていますが、毎年新米・新酒の時期になると
皆さんがお米を食べて、飲んでくれるので、
酒蔵にとっても、とても嬉しい時期です。
10月7日が初洗米となります。
今年も良いお酒ができますように!
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富士正酒造合資会社
静岡県富士宮市根原450-1
営業時間:9時~17時
お問い合わせ:0544-52-0313
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